店の考え

綺麗とか良いマフラーとかは当たり前

そんな事は私の性格で作ってるもので拘って・苦労するものでもなく目指すものでもない。

何馬力上がるか?またはノーマルとの比較値教えてくれという人がいますが、夜の通販番組じゃないのでありません。というか計ろうとも思いません。ノーマル値を下げても個体差で誤魔化せますしその場だけ交換後上げて計測出来るので。※で小さく個体差、使用状況によりますみたいな逃げ方出来ますからね。そういう書類が武器で見せてこんなに変わります!っていうお腹引っ込めて計測みたいなお金欲しさの生き方は何も生まないという考えです。

理想と現実

4気筒は4気筒、6気筒は6気筒、

必ず出てくる上グレードのエンジン音希望。

かけ離れたフェラーリサウンド。

超高音マフラーから高周波サウンドなどピップエレキバンみたいな用語言われますが、車を知らないのか同じく深夜の通販の謳い文句で商売してる人達が作り上げた世界のようで私とは違う世界です。

当店はそのような謳い文句はどこにも書いていません。

例えば単気筒バイクは単気筒音だし2ストは2スト。

こう言うとわかってくれると思いますが

ピストンの数、大きさ、点火。楽器が違うんです。

なぜ量産マフラーを作らないのか

お客さんの車が入れば型取りして量産するのが普通のマフラー屋です。お金が欲しければ、商売としてそれが普通です。私は今目の前に出されたネタをどう料理するかという事に重点を置いてます。量産できる形、型取り上妥協した取り回し、ユーザーが望む平均的なマフラーや何日で作らないと割に合わないなど普通は考えますが言わなきゃわかんない1ミリ以下の微調整、寝る寸前まで考えて次の日に他の案が出れば作り直しという店で今頼まれた事を全力でやる事に特化した結果、20年近く問い合わせはメールのみ、返答は手が空いたら、電話出ず、飛び込み非対応、シャッター閉めっぱなし、

飯の時間が勿体無い、眠くなったら寝る、寝れなきゃ作業というやり方でやっています。

金が欲しけりゃなんでも仕事ありますからね。

金のために働くか生きる楽しみのために働くかの違いですね。

私は労働意欲の着地として原点帰り。路上でオールペン、公園で生活、スナックパンをトラウマになるくらい食ってた時期、あの時の方がアイデアと生きる意欲があったという答えを持っているので会社を大きくせず会社のために働かない生き方です。

大きくする気がないので自分のペースです。

大きくする気がないから没頭できます。

大きくする気ないので作業優先で返事も遅いです。金欲しさに良い事言って商売する理由もないので無理なものは無理で断ります。

大事な事は出会って良かったと思われる事で裏切らない事です。